豊かな文化遺産、スリランカ旅行専門サイト|株式会社ユー・ツアー・サービス
紀元前1世紀、当時の王により築かれた、スリランカのほぼ中央に位置するダンブッラは、自然の洞窟を利用した巨大な石窟寺院。ダンブッラには5つの石窟寺院があり、第一洞窟から第五洞窟へと古い順に並んでいます。各洞窟内は天井一面に描かれた仏教絵巻や、100体を超える仏像で埋め尽くされています。
所要時間:ゆっくり回って1時間30分
【第一洞窟】デーワ・ラージャ・ヴィハーラ
「神々の王の寺院」最古の石窟で、全長14mの巨大な涅槃仏が横たわっています。全身黄金色に染められていますが、足の裏だけ真っ赤になっているのが特徴です。涅槃仏の他、壁一面に描かれた壁画を見ることができます。
【第二洞窟】マハー・ラージャ・ヴィハーラ
「偉大な王の寺院」ここでいう偉大な王とは、この寺院を造ったとされるワラガムバー王のことを指しています。今もなお内部には彼の像が飾られています。横幅約52m、奥行き約25m、高さ約6mというダンブッラ最大の洞窟です。
洞窟内の天井からしたたり落ちる湧水は神聖なものとされ、「水の湧き出る岩」という意味を持つダンブッラの名前の由来となっています。
【第三洞窟】マハー・アルト・ヴィハーラ
「偉大な新しい寺院」18世紀後半に造られた寺院で、全長9mの寝仏をはじめとする計57体の仏像が並んでいます。
【第四洞窟】パッツィーマ・ヴィハーラ
「3人の王の寺院」第三洞窟までと比べ規模は小さいですが、比較的新しい座像があり、天井は鮮やかな仏画で埋め尽くされています。
【第五洞窟】デワナ・アルト・ヴィハーラ
1915年の造られた最も新しい洞窟です。
キャンディから車で約2時間