豊かな文化遺産、スリランカ旅行専門サイト|株式会社ユー・ツアー・サービス
シンハラ王朝最後の古都。1815年のイギリス統治時代を迎えるまでの約300年間、スリランカの首都として栄え、現在では、仏歯寺を訪れる多くの人々でにぎわっています。
キャンディの街は、標高300mほどのなだらかな山々に囲まれた狭い盆地にあり、落ち着いた街の雰囲気から「スリランカで最もスリランカらしい街」と言われています。植民地時代のクラシカルな建築が残る街並みは美しく、スリランカで一番人気の「ペラヘラ祭」の開催地でもある場所です。
16世紀末に聖なる仏歯を祀るために建造されたスリランカを代表する仏教寺院。この仏歯は、紀元前543年にインドで仏陀を火葬した際、その中から手に入れたものと言われています。その後紀元前4世紀に、インドのカリガン王国の王子が頭髪の中に隠してスリランカに運ばれたと言われています。
仏歯を祀る部屋の扉が開くプージャは、1日3回行われる厳粛な儀式です。(6時~、9時30分~、18時30分~)この時間はスリランカ中から集まった参拝者で寺院内は埋め尽くされます。
キャンディアンダンスは、キャンディ地方の伝統舞踊にスリランカ各地の舞踊を組み込み、古くから踊られていた民族舞踊です。元々の目的は悪魔祓いでしたが、現在のような形になったのは18世紀頃と言われています。大小さまざまなドラムのリズムに合わせた力強い舞や女性の優雅な舞など、約10種類の踊りをお楽しみください。華やかな衣装も見どころのひとつです。
ペラヘラは行列を意味する言葉で、祭り自体はスリランカ国内各地で行なわれていますが、キャンディのエサラ月の新月から満月にかけて2週間行なわれるエサラ・ペラヘラ祭(Esala Perahera)は、スリランカ最大規模の祭りです。
仏歯を納めた舎利容器を背に乗せ、装飾(電飾)されたゾウを先頭に、100人以上の音楽隊やダンサーなどが街中を練り歩くきらびやかなパレードです。エセラ・ペラヘラ祭が開催される期間は、早い段階から付近のホテルが混み合いますので、早めの計画を立てましょう。
コロンボから車で約3時間
ヌワラ・エリヤまで車で約2時間30分